ソンの退院

週末に病院の先生から連絡があり、目立った副作用や咳の症状もなく、喀痰検査の結果も陰性とのことで、22日にソンが退院できることになりました。薬は6ヶ月間飲み続けなければなりませんが、まずは一安心です。

これから毎日欠かさず薬をのむことが一番大切なので、しっかりした管理が必要になります。この子たちは、ちょっと油断をすると”もう大丈夫です”と自己判断してしまいますから本当に困ったもんです。

話はちょっと逸れますが、ドンも同じような傾向があり、巻き爪になっているのが悪化してしまい、結局病院に行く羽目になってしまっています。薬局に消毒液を買いに行く車の中で、ソンの退院を教えたところ、とても喜んでいました。”22日は五時で帰ります。小さいのパーティーをします。27日は休みですからみんな来ます。大きいのパーティーをします”と話していました。私が何を作りますか?と聞いたら、”たくさんのモノ作ります。冷蔵庫のもの全部使います”と何とも可愛いことを言ってました。

また、保健所の保健師さんに退院の報告をした時に、以前同じような事例があり、ほかの実習生たちがその子のことを避けるようになったので、気をつけて欲しいという話がありましたが、私は自信をもってうちの実習生たちは大丈夫です。と言うことが出来ました。

先生が回診に行った時、退院のことを話そうとしてくださったのですが、肝心のソンは散歩に行っていたようでいませんでしたので、私が伝えることになりました。洗濯物を届けることもあり、早めに病院に行くと散歩から帰っていたようで、ベッドで休んでいました。ちなみに、17日の午後から個室ではなく4人部屋に移っていますので、カーテンを引いて寝ていました。

ソン、22日に退院できますよ。と言うと、”今帰ります”と聞き分けのないことを言い出します。今日先生が退院を決めましたからまだダメですよ。と言っても”明日帰ります”と言います。気持ちは分かるんですけどね。。。明日は土曜日ですから病院の会計をするところが休みです。ですから月曜日になります。と何とか言い含めて我慢させました。

続けて、あなたが退院したらみんながご飯を作ってくれるそうです。あなたは何が食べたいですか?と聞いたら、”香菜(シャンツァイ)が食べたいです”とまた難しいことを言いますので、探しに行ってきます。

7月4日からの天津出張が有りますので、大連に寄ってソンのご両親に病気の説明と退院の報告をしてきます。