6期生の日本語学習-作文を書きました その2-

毎日の日本語学習で、フリートークや小学生低学年が読むくらいの短文を読んで勉強をしている6期生です。
その短文を参考にして奈良公園の遠足についての作文を前回書きました。今回は、レストランで食事をした内容の文章内容でしたので、4月に実習生たち全員で行った食事のことを作文に書きましょう!と話しました。

フーシェんの作文です。日付を間違えているのと誤字も有りますが、まぁまぁいい感じに書けていると思います。
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ウェンジュンの作文です。なかなか的確で細かい表現なども書かれていて一見上手に見えるのですが、上手に書こうという意識が強すぎるので自然さに欠けていますね。技術に走り過ぎというか基礎がまだまだできていないのに小難しい単語を考え過ぎだという感じがする文章です。
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彼らと話している時、ちょっと気になることを聞きました。工場の人が ”あなたの話は全然わかりません。何が言いたいのですか?” と言われたそうです。このような言葉は絶対に使うべきでない言葉だと私は思います。自分が外国語を話す時のことを想像すれば、なぜ使うべきでないのかすぐにわかると思います。このような言葉を聞いたら萎縮して余計に話すことができなくなります。また学習意欲も削いでしまうことになります。理解しようとする姿勢で聞いてあげることが必要だと私は思うのです。私とは問題なく話せて工場で話せないのは、この影響もあるのではないかと考えられますよね。折を見てこの人達とも話をしないとなと感じた彼らとの雑談タイムでした。

次回の作文は、入国から3月までの思い出をテーマに書きます。5月27日から29日まで大連へ次期実習生の面接選考試験で出張しますので、その間の宿題としました。どんな文章を書いてくるか楽しみです。