VMware Esxi 5.5.0のVMware Toolsを CUIなCentOS環境で入れる

レンタルしているVPSではなく、VMware Esxiの話題なのですが、同じ仮想サーバーということで、VPSカテゴリーに書きます。

会社のサーバーが仮想化されたのに伴い、CentOS6.5でVPNサーバーを構築しました。当初GUI環境でインストールしていたので、何となく気分が悪く、いろいろ消していたら動かなくなってしまいました。で、結局Minimalで再インストールを行った超おバカな私です。

今後も何をやらかすかわかりませんから、CUIな環境のCentOS6.5にVMware-tools-linux-9.4.5-1618308をインストールした時のメモです。

まず、VMware-tools-linux-9.4.5-1618308.isoファイルをWMWareのページからダウンロードしてきます。
GUIなCentOS環境でしたら、そのisoファイルをファップロードしてマウントすれば良いのでしょうが、CUIな環境ではfstabの編集が必要になるみたいです。
CDもDVDも滅多に使いませんから、別の方法でインストールしてみました。まぁこんな方法でもインストールできますよ、ということで。。

ダウンロードしてきたVMware-tools-linux-9.4.5-1618308.isoをCDに焼き焼きします。
フォルダの中には、

MANIFEST.TXT
RUN_UPGR.SH
VMWARE000
WMWARE_T
VMWARETO.TGZ

と5個のファイルが有ります。

filelist

その中のWMWARETO.TGZをTeraTermProのSCPを使ってサーバーに送ります。送り方は、TeraTermでサーバーに接続後、WMWARETO.TGZをTeraTermにドラッグ・アンド・ドロップしてやると、下のダイアログが出てきます。そこでSCPのボタンをクリックすると転送してくれます。

teraterm

転送が終わったら、そのまhomeディレクトリでも良いですし、optディレクトリにファイルを移動して作業するのも良いです。

# tar xzvf VMWARETO.TGZ
# cd vmware-tools-distrib
# ./vmware-install.pl

これでインストールが始まりますから、後は全部[ENTER]を押すだけ。

インストールが終わったら、ゲストOSのサマリの中にあるWMware Toolsが実行中に変わります。

wm

40Gのディスクスペースもスカスカですし、1024MBのメモリもVPNを走らせた状態で、177MBしか消費していません。
CUIなサーバーOSは超気持ち良いですね。

※ 2015年5月26日更新のVMware Esxi 5.5.0にCUIなCentOS 6.5をインストール vmwaretool編でVMware Exsiが標準で持っているvmware toolsをCUIのCentOSにインストールする記事を書いておりますので、そちらをご参考にしていただければ幸いです。