VMware Esxi 5.5.0にCUIなCentOS 6.5をインストール vmwaretool編

CUIなCentOS6.5にVMwareToolをインストールするという記事で書いたWMwareToolをサイトからダウンロードしてきてインストールするのではなく、VMware Esxi 5.5.0に標準で持っているVMwareToolを /optディレクトリに展開してインストールする方法です。

まず、インストールする準備としてperlをインストールしておきます。
perlが無いと “/usr/bin/perl: bad interpreter : No such file or directory”と出て怒られます。
centosvm1

# yum -y install perl-libwww-perl

centosvm3

perlのインストールが完了したら、CDROMのマウントポイントを作ります。
/mntの下にcdromというディレクトリを作ります。

# mkdir /mnt/cdrom

仮想マシンのメニューから”仮想マシンゲスト→→VMwareToolsのインストール/アップグレード(W)”でイメージファイルをセットしておきます。
centosvm2

VMwareToolsをCentOSにマウントします。

# cd /mnt
# mount -t iso9660 /dev/cdrom /mnt/cdrom

マウントされると下記のように “mount: block device /dev/sr0 is write-protected, mounting read-onlyとメッセージが出ます。
centosvm4

cdromディレクトリに移ってlsでファイルのリストをとってみると

manifest.txt
VMwareTools-9.4.5-1598834.tar.gz
vmware-tools-upgrader-64
run_upgrader.sh
vmware^tools^upgrader-32

という5個のファイルがあることを確認できます。
この中のVMwareTools-9.4.5-1598834.tar.gzを/optディレクトリへコピーして解凍します。

# cp VMwareTools-9.4.5-1598834.tar.gz /opt
# cd /opt
# tar pzxvf VMwareTools-9.4.5-1598834.tar.gz

ファイルが展開されます。
centosvm6

/opt/vmware-tools-distribに移ってリストをとってみます。

# cd vmware-tools-distrib
#ls

ディレクトリで
/bin
/doc
/etc
/installer
/lib
ファイルで
FILES
INSTALL
wmware-install.pl
がありますね。

この中のvmware-install.plを実行します。

# ./vmware-install.pl

VMwareToolsのインストールが始まりますので、後は最後までエンターキーを押します。
centosvm7

完了したらサマリのVMware Tools:が実行中になってIPアドレスが表示されます。
centosvm8